日時
2日目:2018年7月22日(日曜日)、10:00-12:00
講師:
講師: 吉田沙蘭
(東北大学准教授)
関連著作:「がん医療における意思決定」(東京大学出版会)、「公認心理師とチーム医療」(金剛出版)
【テーマとなる出題基準項目】
(主に)16健康・医療に関する心理学
(関連して)21人体の構造と機能及び疾病
【趣旨】
最も多くの心理職が働き、公認心理師の貢献が最も期待されるのが保健医療分野である。その保健医療分野の活動の基盤となるのが健康・医療に関する心理学の知識と方法となる。また、他の分野の公認心理師にとっても健康・医療に関する心理学は必須知識といえる。
本講義では、(1)「ストレスと心身の疾病との関係」と(2)「医療現場における心理社会的課題と必要な支援」を概説する。チーム医療と多職種連携、リエゾン・コンサルテーション、生活の質が重要なキーワードとなる。また、21「人体の構造と機能及び疾病」の(2)「心理的支援が必要な疾病」と関連し、サイコオンコロジー、緩和ケア等にも言及する。